お知らせ SEMINAR 2021.05.06 発達障害を持つお子さんの理解と支援の輪を広げていくために 平成17(2005)年4月に発達障害者支援法が施行されてから16年、普及・啓発を含めた講演活動を始めた時期と比べると、 発達障害という言葉を見聞きするようになりました。 しかし、具体的なイメージがわきにくく、よくわからない感じがあり、実像はあまり知られていないように思います。 その理由として、発達障害が従来の一般的な障害概念では説明しづらい部分があること、 分類が多岐にわたり、個人により状態がさまざまなため、統一的なイメージがつかみにくいのだと思います。 また、発達障害は、とかく子どもの問題と思われていることが多いようですが、障害特性そのものは生来的なものであり、 一生涯にわたります。 対人援助は「相手を知る・理解する」ことが始まりだと、わたしたちは考えています。 素敵な服や靴もサイズが合わなければ意味がありません。 そして「1人ひとり違う」特徴を持つ人たちだからこそ、私たちの学びが必要なのだと考えています。 最後になりますが、相手を変えるだけの発想ではなく「周囲との関係性」を支援していくことが重要なこともあります。 そんな想いを形にするには「知識と技術」が必要になると思います。 講師NPO法人夢 理事長前田 淳裕 平成16年自閉症サポートに特化したNPO法人夢の立ち上げ期より参画。 青森県・岩手県における支援事業所の巡回相談及び行政機関における助言、また、 ご家族向けの講演や支援者育成研修等を行いながら、実際の現場で発達障害児(者) への支援に取り組む実践家として幅広く活動している。現在は、強度行動障害支援者 養成研修(国研修)におけるインストラクター、栃木県強度行動障害支援者養成研修 (実践)講師などをはじめ、岩手県内においては久慈市における3歳児検診発達相談 員や就学支援専門家チーム発達支援スキルアップアドバイザーなどを務め、青森県内 では、南部町・三戸町精神発達精密健康検査に伴う専門相談員、また、青森県サービ ス管理責任者及び児童発達支援管理責任者研修講師などを務めている。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it